マルセル・タイ・グランプリ賞















































姿


昔は数ある真珠貝の中で、黒蝶貝だけしか生み出すことの出来ない黒蝶真珠は、天然の黒蝶貝より40万貝に一個の
割合でしか発見できないその現出の余りにも希少性ゆえに、クレオパトラがアントニウスとの競宴で飲み下したという、
古代の 黒蝶真珠から ナポレオン三世の皇后ユージニアの ネックレス、ビクトリア女王の王章などとなった 近世の
黒蝶真珠に至るまで、その歴史は豪華絢爛たるものであり、これことごとく王侯貴族の占有であり、大衆にとっては、
まさに幻の真珠でした。 黒蝶真珠の中でも強めのグリーンに黒や赤が混じったピーコックカラーは、200分の1以下と
いう極めて低い確率でしか生まれないといわれる希少な色。さらに天然のキズの少なさや光沢の美しさなど、他の基準
もクリアしてはじめてピーコックと鑑別される“価値”ある自然の宝石 で素晴らしい気品のある 黒蝶真珠の貫録です。



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